ニホンアマガエルにおけるアルビノの発生確率は、遺伝子の組み合わせによって決まります。
アルビノはメラニン色素の欠乏による突然変異の一つです。アルビノが発生する仕組みについて、ノーマル(メラニン色素を持つ)とアルビノの遺伝子を掛け合わせて考えてみましょう。
アルビノとノーマルの遺伝
- ノーマル個体:N(メラニン色素を持つ遺伝子)
- アルビノ個体:a(メラニン色素の欠乏を示す遺伝子)
アルビノとノーマルの個体が交雑する場合、遺伝子型はN x aとなります。
この場合、ヘテロ(異なる遺伝子型)が発生する可能性があります。
ヘテロ個体は、ノーマルとアルビノの遺伝子を持っており、外見上はノーマルと同じですが、アルビノの遺伝子も保有しています。
ヘテロとヘテロの遺伝
ヘテロ個体とヘテロ個体が交雑する場合、その子孫には以下のような遺伝子型が生じます。
- NN(ノーマルを持つホモジェネティック)
- N x a(ノーマルとアルビノを持つヘテロ)
- aN(ノーマルとアルビノを持つヘテロ)
- aa(アルビノを持つホモジェネティック)
まず、ヘテロ(異なる遺伝子型を持つ個体)同士の交配を考えてみましょう。
例えば、ノーマルを示す遺伝子をA、アルビノを示す遺伝子をaとします。
この場合、Aa(ノーマルとアルビノの組み合わせ)の遺伝子型を持つ個体同士を交配させると、子供の遺伝子型においてアルビノの遺伝子aaが発現する確率は25%です。
アルビノとアルビノの組み合わせ
一方、アルビノ同士(aa × aa)の組み合わせについて考えてみましょう。
アルビノ個体はaaの遺伝子型を持っています。したがって、アルビノ同士を交配させると、すべての子供がアルビノの遺伝子aaを持つことになります。
つまり、アルビノとアルビノの組み合わせでは、100%でアルビノが産まれる確率があります。
まとめ
ニホンアマガエルのアルビノが生まれる確率は、ヘテロとヘテロの組み合わせにおいて25%です。
遺伝子の組み合わせと突然変異の確率が交じり合い、個体の多様性が生まれることを考えると、生物の遺伝と進化の不思議さが垣間見えます。